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歯磨きをしっかりしてても、虫歯ってできるの?
2023年4月6日
こんにちは。尾張旭市の歯科医院、あさひ大沢歯科の院長です。
先日、来院された患者様で「しばらく、子供を歯医者さんに連れて来てなかったから大丈夫かしら」とご心配されているお母様が来院されました
お子様のお口の中を拝見すると、比較的汚れも少ない状態でしたが、虫歯の診断を行うと下の奥歯に中くらいの大きさの虫歯が見つかりました。患者様のお母様に「歯のお掃除をしっかりされていて綺麗ですね。ですが、虫歯はありますね。」とお伝え致しました。
すると、お母様から「歯磨きができているのに、虫歯ってできるんですね。どうしてでしょうか?」とご質問をいただきました。そこで、「毎食後の歯磨き、仕上げ磨きもしっかりされていても、間食(お菓子)の頻度や内容によって虫歯って、できやすくなってしまうんですよ。」とお伝え致しました。よくよくお話を伺うとそのお子様は飴玉が好きでよく飴を舐めているとのことでした。
もちろん歯磨きが疎かになってしまうと、虫歯や歯茎の腫れなどにつながります。歯磨きの仕方や時間、回数は虫歯予防においてとても重要です。しかし間食の頻度もかなり重要と言われています。
お食事でもおやつでも、食べた直後はお口の中は酸性に傾くことにより、歯の表面が溶けやすい状態になります。しかしその後通常はだ液の働きによって、お口の中は中性に戻り、歯が溶けにくい状態に戻ります。
ところが先程のお話のように、時間を決めず頻回に飴を舐めていたりすると、お口の中は常に酸性の状態が続いてしまい、それによって歯の表面が溶けやすい状態が続いてしまいます。結果として虫歯ができやすい状態になってしまうのです。
また、甘いジュースや清涼飲料水、乳酸飲料、炭酸飲料のような飲み物を飲まれる場合も、同じことが言えます。
実は、私自身も甘いものは好きで間食もとります。おやつは生活の中での楽しみの一つとしてとっていただきたいものですが、間食をとる時間帯を決めてメリハリをつける、ということが虫歯の予防に繋がります。
当院では、小児の患者様に対しても歯磨きの方法はもちろんのこと、子育てを行われているお父様お母様のご不安が少しでも解消されるよう、お力になれればと考えております。
何かお口の悩みをお持ちでしたらあさひ大沢歯科にご相談ください。一緒に解決していきましょう。