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子供のうちに矯正治療をした方が良いですか?
2023年12月21日
こんにちは尾張旭市の歯科医院、あさひ大沢歯科の院長です。
先日、みえた患者様で「うちの子供の歯並びが窮屈そうだけど今のうちに矯正治療した方が良いですか?」とご相談をいただきました。
そこで、「そうですね。よくご質問いただきますが、上の歯並びは8〜10歳まで横幅が成長し、多少の窮屈がとれて並んでくることもあります。下の歯並びは9歳ぐらいと言われており、ガタつきが残りやすいです。小児矯正治療をとりかかるかどうかは、その子の歯の大きさや、顎の成長度合いを予測しながら考えていきます。歯並びは遺伝しやすいので、お母様、お父様の歯並びも参考にしていきましょう」とお伝えしました。
最近、小児矯正治療を早めに行うと将来的な歯並びの獲得に有利になることを、世の中の方がご存知されてきているように感じます。
ですが、実際にどの歯並びが小児矯正治療の積極的介入で、どの歯並びが経過観察なのかは、歯科医院で相談しないと分からないと思います。
ただ、歯科医院によっても考えかたにばらつきがあり、親御様が悩まれる原因となってしまうようです。
これは、小児矯正が、成人矯正と違い抜歯を伴わないことが例外を除いて根底にあるからです。
小児矯正といえば、「顎を広げましょう」をよく聞きませんか?
「顎を広げて並べます」には、限界があります。人の成長にも制限がなければ巨人が誕生してしまいますよね。
もともとの成長因子は、遺伝的に受け継いでいるので、それに対して、口や舌の癖の関係で成長を抑制されているなら、広がる可能性もありますし、その子の歯と顎の大きさのアンバランスが大きければ、成人矯正まで必要になることも考えなくてはいけません。
ここで、小児矯正治療をしない方が良かったということは、少なからずありません。小児矯正治療は抜歯した成人矯正の歯並びを求めるのではなく、その子が、口の機能の問題が無く通常並んだであろう歯並びに誘導してあげることが基本の考え方です。
そのあとに成人矯正治療に移行したとしても早く終わるのもメリットと言われております。
小児の歯並びがご心配な方は、かかりつけの歯医者にご相談をお勧め致します。
何かお口の悩みをお持ちでしたらあさひ大沢歯科にご相談ください。一緒に解決していきましょう。