診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
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★ 14:00~17:30
休診日:木曜・日曜・祝日
2023年6月8日
こんにちは。尾張旭市の歯科医院、あさひ大沢歯科の院長です。
本日、600人ぐらい在学される小学校の歯科検診に6名の歯科医で検診に行ってまいりました。
体育館を借りて、学年ごとに生徒を検診していきます。暗い中、限られた時間で診ていきますので、歯科医がヘッドライトを持参して挑む場合もあります。
表面上に大きな穴が空いてるか、歯並びもかなり問題があるかの生徒にはチェックが入ります。
ですが、実際には、レントゲンも撮れませんし、見つかりにくい隠れた虫歯は、見落とされてしまうこともあります。
また、永久歯がまだ、生えてきていない場合、先天的に歯がない場合と、歯がゆっくり生えてくる場合と、こちらもレントゲンがないと原因が分かりません。
歯にチェックが入ってしまった生徒さんは歯科医院を受診されますが、歯にチェックが無いから歯科に1度も受診しないのも後々問題になることもありますので、かかりつけの歯科医を探して受診されることをおすすめいたします。
何かお口の悩みをお持ちでしたらあさひ大沢歯科にご相談ください。一緒に解決していきましょう。
2023年6月2日
こんにちは。尾張旭市の歯科医院、あさひ大沢歯科の院長です。
先日、みえた患者さんで、「おしゃぶりって歯並びに良くないって聞いたんですが、何歳までにやめた方が良いですか?」とご心配されてるお母様が来院されました。そこで、「赤ちゃんの時のおしゃぶりは、歯並びに悪影響はないです。ただ、2歳を過ぎてもおしゃぶりを手放せないようであれば、歯並びに悪影響になる可能性があります。やめさせることを考えましょう。1歳過ぎたあたりから少しずつ使用頻度を減らしていけると良いですね」とお伝え致しました。
おしゃぶりを、使うことで、泣いている赤ちゃんを安心させ落ち着かせる効果や、鼻呼吸を促進する効果があります。
ですが、長くおしゃぶりを使い続けていると、歯並びに影響を与えてしまうこともあるので、おしゃぶりを使う期間も注意が必要です。乳歯が生える前であれば、問題ないのですが、乳歯が生えそろってくる2歳を過ぎてもおしゃぶりを使用していると、噛む力がつき、おしゃぶりを噛むときに、歯に圧力がかかり、上下の前歯が噛みあわず、すきまができる開咬や、下顎が上顎より前に出る下顎前突(受け口)になる可能性も出てきます。
おしゃぶりをやめさせるタイミングは、2歳で急にというのは、難しいと思います。
1歳頃から少しずつ、おしゃぶりの使用時間を短くしたり、次の使用までの間隔を空けるなどして、遅くとも2歳半までにはやめるようにしましょう。
乳歯の生え変わりや、小児のお口でご心配な方は、早めにかかりつけの歯医者でのご相談をおすすめ致します。
何かお口の悩みをお持ちでしたらあさひ大沢歯科にご相談ください。一緒に解決していきましょう。
乳歯が抜けて半年経つのに大人の歯が生えてきません。大丈夫ですか?
2023年5月25日
こんにちは。尾張旭市の歯科医院、あさひ大沢歯科の院長です。
先日、みえた患者さんで、「乳歯が抜けて半年経つのに大人の歯が生えてこないけど、大丈夫ですか?」とご心配されてるお母様が来院されました。そこで、「レントゲンを撮って大人の歯がきちんとあるかを確認し、大人の歯が生える方向に問題がないか?その歯に生える力があるか?を調べましょう。もし、問題があれば生えるように促してあげる必要もあります」とお伝え致しました。
このようなご相談もよくありますが、乳歯が抜けたあとに、数か月、大人の歯が生えてこないとお母様方はご心配になられると思います。実は、全く問題がない場合と、問題がある場合とで、かなり差があります。
問題がない場合は、まず、抜けた場所にスペースがあり(大人の歯が生える距離)、レントゲンで、歯が存在し、根っこがまだ完成してないと、歯には生える力があるので、経過観察で、いずれ、ゆっくりでも、大人の歯に生え変わっていくと思います。
問題がある場合は、レントゲンで確認すると大人の歯が無い、大人の歯があっても周りの歯に引っかかって生えてこない、スペースが少ないから生えるのに時間がかかってるなどです。
将来的に歯並びをよくするための矯正を考えておく必要があります。
歯の生え変わりがご心配な方は、早めにかかりつけの歯医者でのご相談をおすすめ致します。
何かお口の悩みをお持ちでしたらあさひ大沢歯科にご相談ください。一緒に解決していきましょう。
子供が急に歯が痛いというけど、見た感じは何もなってないです。どうして?
2023年5月18日
こんにちは。尾張旭市の歯科医院、あさひ大沢歯科の院長です。
先日、みえた患者さんで、「自分の子供の歯が痛いと訴えるのですが、虫歯とかは無さそうです。みてもらえますか?」とご心配されてるお母様が来院されました。そこで、「お口の中をみると虫歯は無いようにみえます。まず、レントゲンを撮って問題がなければ、歯の生え替わりによる痛みか、歯をぶつけて、もしくは硬いものを噛んで、痛みが一時的に起こってしまった可能性が考えられます。」とお伝え致しました。
こういったご相談もよくあるのですが、お食事中に歯が痛いとお子様が訴えられて、虫歯かもと大変心配されて、来院されることがあります。
実は、虫歯ではなく、硬いものを噛んだり、ぶつけたりとかで、一時的に痛みを誘発することがあります。もしくは、歯の生え替わりによる痛みが理由で、起こることもあります。
判断する際に、レントゲンを撮り虫歯があるかの検査をして、無ければ、強い痛みかあるかどうか、物を噛むことができるか、どうかを総合的に判断いたします。
ご自宅で、お母様が調べるなら、お子様が歯が痛いと言われた時に、まず、口の中をみて穴が空いてないか、どうか、また、テッシュを丸めて人差し指のサイズぐらいで噛んでもらって噛めるかどうか、等を参考にしてみて下さい。
そして、歯に穴が空いてなく、噛むことができるなら、緊急性は低い場合が多いです。かかりつけの歯医者さんにしっかりと判断していただくために、受診をされて下さい。
今回のお話は、ご自身の判断で様子をみてくださいというわけではなく、落ちついて歯医者を受診をして下さいという参考になればと思いお話させていただきました。
何かお口の悩みをお持ちでしたらあさひ大沢歯科にご相談ください。一緒に解決していきましょう。
2023年5月11日
こんにちは。尾張旭市の歯科医院、あさひ大沢歯科の院長です。
先日、みえた患者さんで、「自分の子供が転んで前歯がぐらぐらになりました。どうしたら良いですか?」とご心配されてるお母様が来院されました。そこで、「ぐらぐらの歯は、接着剤で固定したら、1〜2週間ぐらいで、揺れが落ちつけば、また通常の歯として使えるので大丈夫ですよ。神経が反応を無くすことがらあるので、その場合は神経の処置が必要です。」とお伝え致しました。
よく、お子様にあるのが、ボールをぶつけたり、転んだりした時に前歯に衝撃が加わり歯が顎から半脱臼すると歯がぐらぐらになります。
この時、歯が抜けてしまうのではないかと不安になられると思いますが、ほとんどの場合、歯を固定して安静にしておけばおさまります。
ただし、ここで注意が必要です。ぐらぐらになってしまった歯の神経が顎の中から繋がる神経と切断されてしまうと歯の神経が死んでしまいます。その場合は神経の処置(根管治療)が必要です。1ヶ月〜2ヶ月は神経の反応を機械で調べたり、レントゲンで確認をしたりします。
また、神経が死んでいるのに、痛みが無いからといって、根管治療をせずに、そのままにしておくと5年〜10年ぐらいで根っ子の先が溶けて歯がぐらぐらになり抜けてしまうのです。一度ぐらぐらになってしまった歯は、特に定期的な検診でのチェックが必要ですし、前回のブログでも挙げさせていただいたぶつけて歯の変色が起こったしまった場合も、早めにかかりつけの歯医者の受診をおすすめいたします。
何かお口の悩みをお持ちでしたらあさひ大沢歯科にご相談ください。一緒に解決していきましょう。
2023年5月4日
こんにちは。尾張旭市の歯科医院、あさひ大沢歯科の院長です。
先日、みえた患者さんで、「自分の子供の前歯が1本黒くなってるのですが、ほっておいても、大丈夫ですか?」とご心配されてるお母様が来院されました。そこで、「黒くなってしまった歯は、歯の中の神経が反応を無くしている可能性があるので、一度レントゲンをとりましょう。もし、神経の反応がなく、神経が死んでしまっていると分かった場合は、神経の処置が必要です」とお伝え致しました。
こういった、歯が他の周りの歯より明らかに1本黒く変色している場合は、歯の神経が腐って死んでしまってることが可能性としてよく挙げられます。
原因としては、まず、歯をぶつけてしまい、①歯に微小のヒビが入って神経にバイ菌が感染すること、②歯自体が半脱臼状態になり根っこの先で神経が断裂して歯の中の神経が腐ってしまう場合が考えられます。
どちらにしても、治療せずにそのままにしておくと根っこの先に病気(バイ菌の巣)をつくってしまいます。
その根っこの病気があるせいで歯が痛くなったり、また、乳歯だと、永久歯が生えてくるときにその病気があることで、本来生えるべき方向を妨げます。そして歯並びに悪影響となります。もし放置しておくと、病気が酷くなり症状も悪化していきます。
ですので、歯の変色に気付かれた場合は、早めにかかりつけの歯医者の受診をおすすめいたします。
何かお口の悩みをお持ちでしたらあさひ大沢歯科にご相談ください。一緒に解決していきましょう。
2023年4月27日
こんにちは。尾張旭市の歯科医院、あさひ大沢歯科の院長です。
先日、みえた患者さんで、「スギ花粉による舌下免疫療法を自分の子供がしてます。乳歯がグラグラで痛みがあるみたいだけど、抜歯できないと聞いたんですが、どうしたら良いですか?」とご心配されているお母様が来院されました。そこで、「もし、お薬を一旦中止できるなら、主治医の先生と相談して、休薬期間を決めて、抜歯をすることもできますし、すぐに、抜歯が難しければ、乳歯を削って化膿止めで様子をみましょう」とお伝え致しました。
この、舌下免疫療法とはアレルギーの原因物質(アレルゲン)を少しずつ舌下から体内に吸収させることで、アレルギー反応を弱めていく治療法です。
現在はスギ花粉症(シダキュアⓇ)、ダニアレルギー(ミティキュアⓇ)の治療に使われており、薬を数年服用する必要があります。
ですが、舌下免疫療法中に、抜歯のような外科的処置を行うと重篤な副作用に繋がることがあると、いわれております。
シダキュア・ミティキュアの添付文書の注意書きに、「抜歯後等口腔内の術後又は口腔内に傷や炎症等がある場合は、口腔内の状態を十分観察し、本剤投与の可否を判断すること」(口腔内の状態によっては本剤の吸収に影響を与えるおそれがある。また、本剤が傷や炎症部位に刺激を与えるおそれがある。)
ですので、口の中に傷があると、薬剤が直接吸収されてしまい、強いアレルギー反応により腫れなどが生じます。特に小児における舌下免疫療法の方が副作用の発生が多く、喉の近くで腫れたら呼吸困難の、危険もあります。
また、ぐらぐらの歯が自然に抜ける場合も注意が必要です。その瞬間は傷口ができますので、舌下免疫療法の中断、開始を主治医の先生にご相談下さい。
この治療を行っている方は、安全な歯科治療のために必ず、かかりつけの歯科医院でお伝え下さい。
何かお口の悩みをお持ちでしたらあさひ大沢歯科にご相談ください。一緒に解決していきましょう。
2023年4月20日
最近、「自分の子の下の前歯が窮屈で、綺麗に歯は並びますか?他の歯科で顎を広げた方が良いと言われたのですが、どうですか?」とご心配をされてるお母様が来院されました。
そこで「上顎は横に広げれますが、下顎は横には広がらないと言われております、下の歯を外に傾かせれば、乳歯と永久歯の交換が上手くいくかもしれません。」とお伝えしました。
実は、昔から、顎を広げたら歯が並ぶという矯正治療をよくお聞きしますが、実は落とし穴があります。顎を広げて、上手く並ぶ場合と広げても並ばない場合があり、並ぶかどうかを見極めるための検査が大変重要になってきます。
上顎と下顎でも考え方が違い、上顎は広げて歯がならぶ可能性はあるのですが、骨格的に上顎を大きくしすぎると出っ歯傾向になってしまいます。下顎は1次的に広がっても、後戻りしやすいので、結局、上下のアンバランスが起こる可能性があります。
顎広げる適応かどうかは、骨格的な検査をしないと正確にはわかりません。
結果やらない方が良かったということもよくお聞きします。
正しい分析が治療方法を決定し、綺麗な歯並びにつながります。
歯並びがご心配な方は、早めにかかりつけの歯医者でのご相談をおすすめ致します。
何かお口の悩みをお持ちでしたらあさひ大沢歯科にご相談ください。一緒に解決していきましょう。
2023年4月13日
こんにちは。尾張旭市の歯科医院、あさひ大沢歯科の院長です。
先日、おみえになられた患者様で、「市の歯科検診で、自分の子供に癒合歯がみつかりました。ほっといても、大丈夫ですか?」とご心配されているお母様が来院されました。
そこで「乳歯の癒合歯は、本来ならそれぞれで生えてくる2本分の歯がくっついて生えてきてしまうので、将来の歯並びに影響するかもしれません。永久歯も足りなくなることも多いので、レントゲンを撮って経過をみていきましょう」とお伝えしました。
癒合歯とは、本来、1本ずつ別々に生えてくるはずの歯が2本くっついて(癒合して)生えてくる歯のことをいいます。
永久歯よりも乳歯の方が癒合歯の発生する確率が高く、
乳歯には100人いれば3〜4人ほどの頻度で癒合歯が発生すると言われ、永久歯の癒合歯は1000人に3〜4人程度の頻度と言われています。
また、乳歯が癒合歯だと永久歯の欠如が50%の確率で起きるということも、統計で分かっており、よく歯科医が患者様にお伝えします。
永久歯の欠如は将来の歯並びに大きく関わってきます。5〜6歳ぐらいでレントゲンを撮影して、永久歯をしっかりと確認し、将来の歯並びについて考えていく必要があります。
ですが、ここで永久歯が無かったとしても、あまり心配しすぎてしまってはいけません。歯並びは、顎と歯のバランスです。永久歯が足り無いことで綺麗に並ぶこともあります。
気をつけていただきたいのは、乳歯を虫歯にしないことや、口腔習癖が無いことが将来の良い歯並びに繋がります。
ご心配な方は、早めにかかりつけの歯医者でのご相談をおすすめ致します。
何かお口の悩みをお持ちでしたらあさひ大沢歯科にご相談ください。一緒に解決していきましょう。
2023年4月6日
こんにちは。尾張旭市の歯科医院、あさひ大沢歯科の院長です。
先日、来院された患者様で「しばらく、子供を歯医者さんに連れて来てなかったから大丈夫かしら」とご心配されているお母様が来院されました
お子様のお口の中を拝見すると、比較的汚れも少ない状態でしたが、虫歯の診断を行うと下の奥歯に中くらいの大きさの虫歯が見つかりました。患者様のお母様に「歯のお掃除をしっかりされていて綺麗ですね。ですが、虫歯はありますね。」とお伝え致しました。
すると、お母様から「歯磨きができているのに、虫歯ってできるんですね。どうしてでしょうか?」とご質問をいただきました。そこで、「毎食後の歯磨き、仕上げ磨きもしっかりされていても、間食(お菓子)の頻度や内容によって虫歯って、できやすくなってしまうんですよ。」とお伝え致しました。よくよくお話を伺うとそのお子様は飴玉が好きでよく飴を舐めているとのことでした。
もちろん歯磨きが疎かになってしまうと、虫歯や歯茎の腫れなどにつながります。歯磨きの仕方や時間、回数は虫歯予防においてとても重要です。しかし間食の頻度もかなり重要と言われています。
お食事でもおやつでも、食べた直後はお口の中は酸性に傾くことにより、歯の表面が溶けやすい状態になります。しかしその後通常はだ液の働きによって、お口の中は中性に戻り、歯が溶けにくい状態に戻ります。
ところが先程のお話のように、時間を決めず頻回に飴を舐めていたりすると、お口の中は常に酸性の状態が続いてしまい、それによって歯の表面が溶けやすい状態が続いてしまいます。結果として虫歯ができやすい状態になってしまうのです。
また、甘いジュースや清涼飲料水、乳酸飲料、炭酸飲料のような飲み物を飲まれる場合も、同じことが言えます。
実は、私自身も甘いものは好きで間食もとります。おやつは生活の中での楽しみの一つとしてとっていただきたいものですが、間食をとる時間帯を決めてメリハリをつける、ということが虫歯の予防に繋がります。
当院では、小児の患者様に対しても歯磨きの方法はもちろんのこと、子育てを行われているお父様お母様のご不安が少しでも解消されるよう、お力になれればと考えております。
何かお口の悩みをお持ちでしたらあさひ大沢歯科にご相談ください。一緒に解決していきましょう。