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口腔機能低下症
2021年3月22日
こんにちは。尾張旭市の歯科医院、あさひ大沢歯科の衛生士です。
歯周病菌が全身の100以上の病気に関係があると以前のブログでお話しましたが、
お口の中の菌の状態だけではなく、お口の中の機能も大変重要になるお口の中が健康でないと、様々な全身への悪影響があります。
『元気で長生き』のためには、お口の機能の維持、向上が大切です。
お口の中の機能を維持することは、将来の低栄養を防止し、寝たきりや要介護状態の予防につながります。
お口の機能が衰えている状態をオーラルフレイルと言いますが、この状態が進行すると、口腔機能低下症とよばれる病気になります。
口腔機能が低下すると、次の症状がでることがあります。
・舌が汚れる・口の中が乾く・食べ物が口に残るようになった・滑舌が悪くなった、食べこぼすようになった
・食べ物を飲みにくくなった・硬いものが食べにくくなった・食事の時にむせるようになった
この中の3項目以上にあてはまる場合、口腔機能低下症の可能性が高くなります。
あさひ大沢歯科では、口腔機能の検査ができます。
舌の力を測定する舌圧測定器や、咀嚼力の測定ができる検査機器も使用します。
そして検査の結果、口腔機能低下症と診断された場合は、保険内で歯科治療やお口のトレーニングを行うことができます。
口腔機能低下症は放置しておくと、摂食嚥下障害など、さらに重い口腔機能障害を引き起こし、全身の健康に影響が出てしまいます。
口腔機能の低下は自覚症状に乏しく見逃しやすいので注意が必要です。
毎日の食事の時に硬いものが食べにくくなっていないか、飲み込みにくくなっていないか、むせやすくなっていないか、など
気にしてみてください。
お口の機能を管理して維持、向上を行い、『元気で長生き』しましょう。
気になる症状があれば、早めにご相談くださいね。