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乳歯の治療に銀歯って大丈夫?
2023年3月30日
こんにちは。尾張旭市の歯科医院、あさひ大沢歯科の院長です。
先日、おみえになられた患者様で、「以前に受診した歯科で、自分の子供に虫歯がみつかり、治療を受けたのですが、気づいたら銀歯が入ってて驚きました。乳歯に銀歯って大丈夫ですか?」とご心配されているお母様が来院されました。
そこで「乳歯に使われる銀歯は、銀合金という金属が多く保険治療としては、適切な治療にあたります。ですが、白い樹脂のプラスチック(コンポジットレジン)も乳歯に使用できる保険材料です。それぞれメリット、デメリットありますが、当院の考えとしては、乳歯に銀歯は極力減らしたいですね。」とお伝えしました。
まず、銀歯のメリットは、プラスチックよりも強度があり、欠けることが少なく、大きい範囲の虫歯の治療に適しています。
デメリットは、金属アレルギーが懸念される場合や、子供の将来的なことを考えるとメタルフリーが好ましいと考えております。
歯科のプラスチックのメリットは、金属アレルギーの心配はなく、乳歯の柔らかさにも近いので乳歯の欠けたところの修復に最適です。
デメリットは、乾燥下で治療が望ましいので、子供のお口は、湿潤下(唾液や口が開かない等が理由で)での治療を求められることから、しっかりとプラスチックを詰めるには、術者の手技にかなり影響されます。
当院では、虫歯の大きさにもよりますが、乳歯には、極力、保険のプラスチックで治療を行いたいと考えています。これからの将来を考えると、金属をあまり子供の体内にいれない方が、金属の蓄積による金属アレルギーのリスク予防にプラスになるのではないかと考えております。
また、最近は、多くの歯科が乳歯の治療にはプラスチックを優先的にされているとお話も耳にします。
ご心配な方は、早めにかかりつけの歯医者でのご相談をおすすめ致します。
何かお口の悩みをお持ちでしたらあさひ大沢歯科にご相談ください。一緒に解決していきましょう。