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歯の表面に白い斑点があるけど大丈夫?
2023年3月16日
こんにちは。尾張旭市の歯科医院、あさひ大沢歯科の院長です。
最近、「自分の子供が鏡を見てて、前歯の色が変と気にしてるんです。歯に白い斑点ができてて、これはそのままでも大丈夫ですか?」と悩まれてるお母様が来院されました。
そのお子様は7歳の子でしたので「歯の表面の白い斑点は、生まれつきのものと、虫歯になりかけのものとありますが、見た目が気にならなければ、フッ素で経過をみましょう。もし、年齢が上がっても、やっぱり、お子様自身が見た目を気にするなら、見た目を回復させる方法もあるので考えましょう」とお伝えしました。
このように、歯の表面に白い斑点ができることをホワイトスポットと呼び、起こる原因として、初期虫歯とエナメル質形成不全が考えられます。
まず、初期虫歯ですが、これは、黒くなる前の虫歯、もしくは虫歯なりかけ、と言われるものです。歯の表面のミネラルが溶けて(脱灰と言います)さらに進行すると穴があき黒い虫歯になります。
次にエナメル質形成不全ですが、主に遺伝や生まれつきの病気・幼少期に発熱や栄養障害によって歯の表面のエナメル質が正常に形成されない病気のために出来るものです。白い斑点(ホワイトスポット)茶色の斑点の場合を(ブラウンスポット)と呼びます。
初期虫歯によるホワイトスポットは、フッ素を塗布したり、正しい歯磨きで再石灰化(脱灰の逆で、歯の表面を強くします)を促します。
ただし、穴があいてしまうと詰める治療を考えなくてはいけません。
また、エナメル質形成不全が原因の場合は、自然には治らないのですが、フッ素と適切な歯磨きで悪くならないよう経過をみていきます。
かけたりしやすいので、こちらも、詰める治療を選択することがあります。
しかし、近年ではこのホワイトスポットにも有効な削らないアイコンという治療法も出てきてはいます。(削らず樹脂を流し込む治療)
何が原因か、そしてそのための治療を正しく選択することが、健康な歯の保存に繋がります。
ご心配な方は、早めにかかりつけの歯医者のご相談をおすすめ致します。
何かお口の悩みをお持ちでしたらあさひ大沢歯科にご相談ください。一緒に解決していきましょう