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マウスピースに気泡が入ってるけど、どうして?(知り合いの先生から)
2023年3月9日
こんにちは。尾張旭市の歯科医院、あさひ大沢歯科の院長です。
最近、知り合いの先生から「作ったマウスピースにぶつぶつができてて、気泡が入ってしまったけど知ってる?」とご相談をいただきました。
そこで、「マウスピースのシートに気泡が入ってしまうのは、乾燥剤がきちんといれてなかったか、しっかりとシートを保管する袋のチャックが閉まってなかったからだと思います。」とお伝えしました。
実は、マウスピースのシートの保管の説明書を読むと、乾燥剤を捨てずに、シートと一緒に入れておくこと、チャックをしっかり閉じることが記載されております。
湿気が原因でシートの中に微小の空気が溜まり気泡になってしまいます。
機能的には使えるのですが、見た目が良くないので、作り直しが必要です。
では、作り直す時に、模型からマウスピースを削って外そうとすると、模型が傷ついたり、割れてしまうので、
結果、患者さんの型どりのとり直しになってしまいご迷惑をおかけします。
お渡しする日にちも先になってしまいます。
ここで、模型を傷つけず外す方法があります。マウスピースのシートのヒーターを利用してシートと模型をもう一度、温めれば柔らかくなりハサミと指で簡単に外せます。
技工士さんは、当たり前なことでも、歯科医の方が知らなくて困ることがあるみたいなので、ご紹介致しました。
あさひ大沢歯科は、患者さんに、ご迷惑をお掛けせず、より良い治療を提供することを大切と考えております。
今回は、マウスピース作製に関するお話をさせていただきました。