ブログ|尾張旭市で歯科・歯医者をお探しの方は【あさひ大沢歯科】まで

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子供のマウスピースの矯正治療って良いの?

2023年7月20日

こんにちは。尾張旭市の歯科医院、あさひ大沢歯科の院長です。

 

先日、みえた患者さんで、「以前うちの子が、連れて行った歯医者でマウスピースの矯正治療しないと歯が並びきらないかもと言われたましたがマウスピースの矯正治療必要ですか?」とご相談をいただきました。

 

そこで、「小児でよく使われるマウスピースの矯正治療は、舌の位置、唇の力をコントロールして顎の成長と歯並びを正しく並べていくので、やれるならやっても良いですね。ただ、絶対に綺麗に並ぶわけではないのと、口の機能の訓練(MFT)も近い効果あるので、マウスピースを絶対しないと駄目というわけではないですね」とお伝えしました。

 

小児期によく使用されるマウスピースの矯正治療は、機能的矯正装置の効果があります。

機能的矯正装置とは、主に患者さんの口腔周囲筋や咬む力などの筋肉の力を利用した可撤式の矯正装置です。

 

不正咬合の改善や顎の骨の成長促進をするために用いられ、咬合状態や治療目的に応じて様々な装置が考案されています。代表的なものにアクチバトール、バイオネーター、ビムラー、フレンケルなどがあります。

 

上記の矯正装置は、調整により実際にその子の不正咬合を改善するように働きかけるため上下の顎の骨の大きさを揃えて、噛みあわせのバランスを整えたり口腔周囲の筋肉や舌の位置をコントロールします。

 

小児期での確実に機能的矯正装置を使用したアプローチの推奨は反対咬合です。そして学童期に過蓋咬合です。(詳しくは、今までのブログにも書かさせていただいております)

 

今回のように上顎が少し狭そうで、歯が並びにくそうというお子様に、小児用のマウスピースを入れることで、プラスに働くことはあります。その子の舌の位置と唇の力が上顎にマイナスに働いているならです。もしそうならマウスピースで改善するのか、口の機能の訓練(MFT)で改善するのか、はたまた両方かは、歯科医院によって考え方や取り組みで変わってきます。

 

その子のお口の状況を分析、診断し、性格や日常生活に向いた治療を選択することが重要と思います。

 

歯並びがご心配な方は、早めにかかりつけの歯医者でのご相談をおすすめ致します。

 

何かお口の悩みをお持ちでしたらあさひ大沢歯科にご相談ください。一緒に解決していきましょう。

 
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