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子供の歯のレントゲン写真って何でそんなに頻繁に撮る必要があるの?
2023年10月6日
こんにちは。尾張旭市の歯科医院、あさひ大沢歯科の院長です。
先日、みえた患者さんで、「以前の歯科で、うちの子供を歯医者に連れて行くたびに、レントゲンを撮ってる気がします。撮る間隔と、目的って何ですか?」とご相談をいただきました。
そこで、「お子様のレントゲンを撮る目的は虫歯のチェックや、歯の生え替わりの状況を調べる必要がある時に撮影させていただくことが多いです。撮る間隔は、半年以上〜1年の間隔が空き、撮る目的の必要性がある場合に撮影をすすめさせていただきます。撮る頻度が多くなるお子様の状況として、おそらく、歯並びの不正や虫歯のリスクが高いと歯科医が感じ、心配な場合は間隔の中でも頻度が多くなる傾向になるかと思います。」
とお伝えしました。
実は、歯科でレントゲンを撮る間隔は、患者さんの状況によって違います。多くの方がレントゲンはそんなに何回も撮りたくないと感じてると思います。
私達、歯科医も必要以上にレントゲンを撮るべきではないと考えています。
では、レントゲンを少ない回数で、患者さんにメリットがあるようにするには、撮影する目的が明確になっているかどうかだと思います。
そもそも、小児でのレントゲンの目的は、虫歯の確認と歯並びの推測で活用されます。
まず、虫歯の確認についてですが、その子の歯磨きのケアが良く、虫歯も進行しずらい子であれば、1年もしくは、1年半に1度でも充分と考えます。虫歯が進行しやすい子であれば、半年〜1年以内の頻度で撮影した方が安心だと思います。
歯並びの確認でも、生え替わりがスムーズにいきそうであれば、必要以上に撮る必要もないし、歯並びの不正になりそうな場合は、あまり間隔が空きすぎると良い歯並びに不利になることもあります。
あと、お母様方に安心していただきたいのが、現在のレントゲンの線量は昔と比べて10分の1とかなり少なくなっています。
特に歯科のレントゲンは、胸部レントゲンより少なく、飛行機に乗って旅行する放射線量の方が多いくらいです。
このことも、ぜひ周知して欲しく、ご不安になられないようお伝えしたいと思います。
その子に、意味のある治療が歯科から提供されることがお子様のお口を守ることに繋がると思います。
お子様の検診で、ご心配な方は、早めにかかりつけの歯医者でのご相談をおすすめ致します。
何かお口の悩みをお持ちでしたらあさひ大沢歯科にご相談ください。一緒に解決していきましょう。