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2021年3月17日
こんにちは。尾張旭市の歯科医院、あさひ大沢歯科の衛生士です。
以前に、歯周病が100以上の全身の病気に関係しているというお話をしました。
では、歯周病になり、歯周病菌に感染したらもう手遅れでしょうか??
そうではありません!その理由をお話しますね。
お口の中には非常に沢山の細菌がいます。
その細菌の中には、働きをしてくれる善玉菌、悪い働きをする悪玉菌、そして優勢な方に味方する日和見菌という菌がいます。
健康なお口の中には、善玉菌が約20%、悪玉菌が10%、日和見菌が70%存在しています。
歯周病菌は悪玉菌です。お口の中が清潔に保たれないと悪玉菌が増えてしまい、日和見菌が悪い働きをする菌になってしまうのです。
そうすると悪玉菌の割合が増えてお口の中の細菌のバランスが崩れます。
今、歯科ではこのバランスが崩れた状態を『マイクロバイアルシフト』が起きている状態と言います。
この『マイクロバイアルシフト』が起きることで、歯周病が発症、悪化してしまいます。
そして全身の病気に繋がっていきます。。
健康な状態でも悪玉菌は誰でもありますし、お口の中の菌をゼロにすることはできません。
ですので、悪玉菌を増やさないように、お口の中の菌の状態(バランス)を悪くしないようにすることが大切です。
歯周病予防や治療は、患者さんご自身でのお口のケア、歯ブラシ歯間ブラシを頑張っていただくことが、非常に重要なことです。
あさひ大沢歯科では、患者さんに合わせた歯周病の予防や治療を行っております。
お口の健康管理を一緒に行っていきましょう。
2021年3月17日
こんにちは。
尾張旭市にあるあさひ大沢歯科のスタッフです。
今日は、キシリトールについてお話したいと思います。
キシリトールがむし歯の発生や進行を防ぐと言われているのは、ご存じの方も多いかと思います。
ガムやタブレットなどで意識的に摂取されている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実は食べ物の中にも、キシリトールを含むものがあります。
キシリトールを多く含む食べ物には、いちご、カリフラワーがあります。
他にも、ラズベリー、チコリ、なす、レタス、ほうれんそうなどにも含まれています。
ぜひ、普段のお食事にも取り入れてみてくださいね。
2021年3月17日
こんにちは。尾張旭市にあるあさひ大沢歯科のスタッフです。
当院では、患者さんの治療の前後に口腔内の写真を撮らせていただいております。
治療前には、現在の歯や歯肉の状態の確認、
治療後には、治療後の変化を直接見て頂く事で、治療の成果が確認できます。
口腔内の写真は、お口の健康の維持や改善のためには重要な視覚的なデータになります。
写真を患者さんの目で見て頂くことで、ご自身のお口の理解が深まり、そして安心感にも繋がると思います。
当院で体験してみてください。
2021年3月17日
こんにちは。尾張旭市にある歯科医院、あさひ大沢歯科の衛生士の加藤です。
今日は歯周病についてのお話です。
歯周病は歯の病気ではなく、歯ぐきと歯を支えている骨が侵されていく病気です。
痛みがないまま進行していく大変怖い病気です。歯周病の原因菌を含む汚れ(プラーク)によって炎症が起こります。
歯周病菌についての説明は以前の投稿をご覧ください。
歯周病は、100以上の全身の病気と関係があるといわれています。
認知症、がん、誤嚥性肺炎、心内膜炎、心筋梗塞、糖尿病、動脈硬化、肥満、骨粗しょう症、関節リウマチ、早期低体重児出産など・・
本当に歯周病と関係があるの?!と思う方もいますよね。
その理由をお話していきます。
歯周病菌は歯と歯茎との間(歯周ポケット)に存在します。
歯周病菌は、歯周ポケットから血管内に入り、全身に運ばれます。
血管の中に細菌が存在する状態を菌血症といいますが、まさに歯周病が、血管内に入ることも菌血症です。
何かの原因で免疫力が下がっている場合、血液中の細菌が排除されず、増えてしまう事があります。
そのため、心臓の感染症の心内膜炎や脳の感染症の髄膜炎などに感染してしまう事があります。
歯周病菌による菌血症で全身に感染症をおこします。
そして、歯周病菌により歯ぐきに炎症がおこると、歯ぐきの細胞から炎症性サイトカインというものが作られます。
この炎症性サイトカインというものは、炎症を増強させます。
炎症性サイトカインも血液にはいり、血流に乗って全身に運ばれます。そして全身の様々な臓器の炎症を増強させてしまうのです。
つまり、歯周病によって歯周病とは別の場所で起こっている慢性炎症を悪化させるということになります。
これが、歯周病は100以上の全身の病気と関係している理由です。
歯周病によって全身の感染症、慢性炎症を引き起こすことがあるということです。
非常に怖いですね、、。
歯周病は痛みがなく悪化する病気ですので、歯科医院で定期的な健診を受けることが重要です。
あさひ大沢歯科では、歯周病の治療を行っております。
歯周病なのか知りたい方、歯ぐきから血が出るなどの症状がある方、
是非あさひ大沢歯科へご相談ください。
2021年3月15日
こんにちは。尾張旭市にある歯科医院、あさひ大沢歯科のスタッフです。
今日は噛むこと(咀嚼)についてのお話です。
食べたいものを噛み唾液と混ぜて飲み込める状態にすることを咀嚼といいます。
最近硬いものが食べにくくなった・・と思われている方もいるかと思います。
入れ歯、お口の周りの筋肉の衰えや、歯の本数の減少などが原因で、噛む機能(咀嚼機能)が低下します。
噛む機能(咀嚼機能)が低下すると、食欲が低下し色々なものが食べにくくなり、十分な栄養が取れなくなってしまいます。
当院では、噛む機能(咀嚼機能)が弱くなっている方に、咀嚼能力検査を行っております。
噛む機能を数値化することで、現在どれだけ噛むことができているのかを評価できます。
検査数値が低いと噛む機能が(咀嚼機能)が低下しているため、
入れ歯の製作、調整、お口周りの筋肉を回復させるトレーニングなどを行います。
噛むことは身体の健康にとって非常に大切です。
最近硬いものが食べにくくなった、食事をするのに時間がかかるなど、お口の衰えが心配な方、
あさひ大沢歯科にご相談ください。
2021年3月15日
こんにちは。尾張旭市の歯科医院、あさひ大沢歯科のスタッフです。
前回はオーラルフレイル(お口の機能の衰え)によって、体の衰えが起こってしまうきっかけとなるというお話をしました。
お口の機能がそんなに重要なんだと驚かれた方もいるかもしれませんね。
お口には歯だけではなく、舌や頬、口唇の機能によって健康が保たれています。
当院では、舌の力の測定を行っています。
実は、舌の力はゴックンする機能(接触嚥下機能)と深く関係しているのです。舌は非常に重要な役割をしています。
食べ物を口の中で受け止めたり、喉の奥に送り込んだり様々な働きをします。
舌の力が弱くなると、むせやのどのつかえ、誤嚥性肺炎のリスクが高まってしまいます。
舌の力の測定を行い、舌の力を数値化すると舌の力が、現在どれくらいなのか明確にわかります。
測定数値が低い方には、舌の力を鍛えるトレーニング方法をお伝えしその後、定期的に舌の力の測定を行います。
定期的に測定することで、舌の力が改善していることが判断できます。
舌の力が改善されることで、入れ歯の調子もよくなることがあるのです。
お口の健康が全身の健康に繋がります。
お口の中の衰えを感じている方、ご心配な方、あさひ大沢歯科へご相談ください。
2021年3月13日
こんにちは。尾張旭市の歯科医院、あさひ大沢歯科のスタッフです。
前回まで、健康と寝たきりの間には筋肉や心身の活力が低下する『フレイル』という段階があり、
『フレイル』の3つの内容のお話をしました。
今回は、オーラルフレイルについてお話していきますね。
オーラルフレイルとは、お口の機能の衰えのことをいいます。
フレイルになる手前にオーラルフレイル(お口の機能の衰え)の症状が現れます。
最近硬いものが食べにくくなった、むせることが増えた、口の渇きが気になるなど、このような状態が続くようであれば、
それはオーラルフレイル(お口の機能の衰え)の可能性があります。
現在65歳以上で約40%の方にお口の機能の衰えがみられます。お口の機能の衰えはすでに40歳頃から始まっています。
そして、食べ物は歯だけで食べているのではなく舌や頬、口唇も使っています。歯だけではなく舌や頬、口唇のケアも大事になるのです。
舌や頬、口唇の機能が低下してくると、ゴックンする力が落ちてきてしまいます。
そうなるとむせやすく、誤嚥性肺炎にもなりやすくなります。
お口の機能が衰えると食べる楽しみまで奪われてしまうのです。。
お口の健康を保つためには、ご自身でのお口のケアと定期的な健診、クリーニングが非常に重要です。
オーラルフレイル(お口の機能の衰え)は自身で気づかないことも多くあります。
あさひ大沢歯科では、定期的な健診の中で、オーラルフレイルを予防するお口の体操や舌の機能検査なども行っております。
お口の衰えに早く気づくことが大切です。
一緒にオーラルフレイルを予防していきましょう。
2021年3月12日
こんにちは。尾張旭市の歯科医院、あさひ大沢歯科のスタッフです。
前々回からフレイルのお話をしています。
前回もお話しましたが、フレイルとは、寝たきりになってしまう前の衰えの段階を言います。
フレイルには3つあります。
1.身体的フレイル
2.社会・心理的フレイル
3.栄養・口腔のフレイル
前回は2番目の社会・心理的フレイルをお話しました。
今回は、今もっとも注目されている、3つ目の栄養と口腔のフレイルのお話です。
食べることは、栄養を得るために非常に大切なことです。しかし、歯が悪いと噛むことができません。
軟らかいものばかり食べるようになり、食べ物の偏りがおきてしまい栄養不足になってしまいます。
歯が悪くて栄養不足になると筋肉が痩せます。そうなると、足腰が弱くなり骨も細くなります。
そして足が上がらなくなり転びやすくなります。
たとえば、転んでしまったら・・
骨折してしまい入院になり、退院しても車椅子生活になります。そうすると外出がむずかしくなり、ますます筋肉や骨が弱くなります。そして動きが制限されるために、お腹も減らない・・ますます筋肉や骨が弱ってしまいます。こうして本格的な寝たきりになってしまうのです。
食べれないことがきっかけで悪循環に陥ってしまいます。栄養たっぷりな食事があっても、歯が悪ければ食べることができません。。
前々回からのフレイルの3つについてお話しましたが、この3つのフレイルが重なることで、悪循環をおこしフレイルが進行していきます。
特に、3つ目の栄養・口腔のフレイルについては、歯科で予防できることです。
お口の健康は全身の健康に繋がります。
お口の健康が衰えていくことを、オーラルフレイルと言います。
次回はオーラルフレイルについてお話しようとおもいます。
2021年3月12日
こんにちは。尾張旭市の歯科医院、あさひ大沢歯科のスタッフです。
前回もお話しましたが、フレイルとは、寝たきりになってしまう前の、衰えの段階を言います。
フレイルには3つあります。
1.身体的フレイル
2.社会・心理的フレイル
3.栄養・口腔のフレイル
前回は1番目の身体的フレイルをお話しました。
今日は、2つ目の社会・心理的フレイルについてお話していきますね。
たとえば、休日に外出をして友人と食事やおしゃべりなどを楽んでいたことが、定年退職などで外出の機会が減ると家にいる時間が増えます。家に閉じこもりのなると、社会との交流が減少してしまいます。
そして精神的心理的要素によって、判断力が低下し生活の意欲が減少します。
こういった状況が続くと寝たきりや、認知症、うつの症状につながるリスクが生じます。
社会とのつながりを失うと、生活範囲や心の健康、お口の健康、栄養状態、身体機能までもが低下を起こし、
ドミノ倒しのようにフレイルが進行、重症化してしまいます。
外出することで、必然的に体を動かす機会が増えますし、意識的に外出する機会をつくったり、
地域にでて人とお話をすることが人とつながることは、精神的に大切になります。
買い物や散歩など、意識的に外出するようにしていきましょう。
次回は、今一番注目されている、3つ目の栄養と口腔のフレイルについてお話していきます。
2021年3月10日
こんにちは。尾張旭市の歯科医院、あさひ大沢歯科のスタッフです。
前回の続きのフレイルについて詳しくお話します。
フレイルとは、寝たきりになってしまう前の、衰えの段階を言います。
フレイルには3つあります。
1.身体的フレイル
2.社会・心理的フレイル
3.栄養・口腔のフレイル
それぞれの説明をしていきますね。
まず、今日は1つ目の身体的フレイルについてです。
年齢とともに筋肉が減ったり、骨が弱くなり、ひざなどの関節の病気が増えます。
筋肉が徐々に落ちてくると、歩くのが遅くなる、握力が低下する、転びやすくなります。
たとえば、最近歩くと息切れするようになったとか、ペットボトルのフタが開けにくくなった、ということが起こります。
筋肉が衰えて、外出することがおっくうになってしまします。
筋肉の衰えによって転んでしまうこともあり、そのことがきっかけで寝たきりになる方も多いです。
次回は、2つ目の社会・心理的フレイルについてお話していきますね。